最低賃金、上げ幅一番は徳島県！

都道府県別の2024年度の最低賃金が発表されてたが、全国平均は、前の年度より51円増えて1,055円になった。その中で、上げ幅が84円と最も多かったのは徳島県だって。

徳島県の最低賃金84円の上げ幅の大きさが、注目されているそ。

うん。国の審議会が示した賃上げの目安は50円。今回徳島の次に多く賃上げしたのが愛媛と岩手だが、それでも59円増。だから、徳島だけ突出した形になっている。

そんなことは誰も言っていないし、思い付いたとしても、恥ずかしくて口に出せないだろう。

実は徳島県は、昨年の最低賃金が、全国ワースト2位だった。これに徳島県知事は納得せず、大幅な引き上げを要請したんだ。

いや、「徳島県は1人当たりの県民所得が全国8位。なのにどうして最低賃金は下から2番目なのか！」って、そのギャップを指摘したそうだ。

新賃金では、徳島県の全国順位は上から27番目に浮上するんだと。

少なくても「給料が低い県」というイメージは払しょくしたいだろうな。ちなみに、今年最下位になる県は秋田県だ。昨年の最下位は岩手県だったが、秋田より遅く決定して、秋田県より1円高く設定した。