スーパーに行ったら、米の棚がカラになっていたぞ！
それはコメった（困った）な～。米（まい）ちゃうな～。
令和の米騒動！品薄の一番の原因は？
米不足については、複合的な要因が絡み合っているが、一番大きな原因は8月8日に出された南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）が発表されたことだろう。これにより、一部の消費者が買いだめに走った。地震だけでなく、台風に備えて買いだめする動きも重なった。
そんな動きがある中で、米の配送業者のお盆休みが重なり、米の搬入や補充が停滞し、品薄になったと考えられる。スーパーの棚がカラになったのを見た消費者が、防衛的に購入するようになり、さらに品不足が進んだのでは？そもそも8月は端境期で米の在庫が最も少なくなる時期でもある。
8月8日の南海トラフ地震臨時情報が、現在の米の品薄の引き金になったということだな。
その後、台風が連続で来ていることも、米の買いだめに拍車をかけたな。
それ以外の要因では、昨年の猛暑や渇水による影響だ。米の作況指数は全国101なので前年に比べ減ってはいないが、新潟は95、秋田は97と米どころではやや不良である。一等米は玄米から白米として残る割合（歩留まり率）が高いが、気候変動の影響で一等米が減っているらしい。
そんな供給が高まらない状況で、インバウンド需要による米の消費の増加もある。しかし、これによる消費押し上げ効果は3万トン程度といわれており、国内の米の年間消費量約700万トンと考えると、影響は限定的だ。
やはり、今回の品不足の一番の要因＝本当の理由は、最初に書いた南海トラフ地震臨時情報の発表だろう。
米不足はいつ解消する？
既に早期米が出回り始めているが、9月から新米の出荷が本格化するので、品薄状態は徐々に解消されていく。坂本哲志農相も27日の記者会見（下のリンク記事）でそのように述べている。
実際に店頭にお米が並んでいる様子をみれば、今ちょっとパニックになっている人も落ち着くだろう。
コメ不足、来月解消の見通し 農相 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
米不足でパニックになる必要はなさそうだな。
新米が出たら、全くコメ（こま）らないな。
パニックが広がると、コロナ禍でトイレットペーパーが何故か品切れ、みたい事態になる可能性も考えられる。
不安が現実になる「予言の自己成就」ってやつだな。
今は、品薄で米の店頭価格も上がっているので必要以上に買うのは損だ。ジジーは9月になって価格が落ち着いた段階で、おいしい新米を買うぞ。
さすが、新米ブロガー！
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