永野芽郁「不倫報道」でCM企業はどう動く?――不祥事と広告リスクを考える

芸能

概要:永野芽郁「二股不倫」報道とは

2025年4月24日、週刊文春が永野芽郁氏(25)と既婚俳優・田中圭氏の親密関係を報じた。さらに韓国俳優キム・ムジュン氏とも関係があったとされ、“二股不倫疑惑”としてSNSを中心に大きな話題となった。

永野氏本人は翌25日、自身のラジオ番組で「誤解を招く軽率な行動だった」と反省のコメントを述べたものの、明確な否定や釈明はなく、事務所も「プライベートなこと」として対応を控えている。

また、報道で「不倫相手」とされた田中圭氏も現役のCM出演タレントであり、2025年春時点で複数の企業と契約中である。中でも、家事代行サービス「YAROU(ヤロウ)」のCMに出演していたことがSNSで大きな話題となった。「このタイミングで家事サポート役は草すぎる」との声も多く、視聴者の間で賛否が分かれている。

現在、報道よりも注目されているのが、永野氏を起用しているスポンサー企業の対応である。

現在の出演CM企業と契約状況(2025年5月1日時点)

以下は、企業サイトや報道をもとにした永野芽郁氏の現行CM契約企業一覧(13社)。

企業名商品・サービス現状の対応
サントリー(飲料・酒類)伊右衛門、トリスハイボール缶、FRUIT-SPARKなど継続中
モスバーガー新とびきりトマト&レタス、他継続中
クラシエいち髪シリーズ継続中
サンスターOra² プレミアム継続中
花王フレア フレグランス継続中
NTTコミュニケーションズドコモビジネス継続中
三菱重工業ブランド広告継続中
JCBJCBデビット継続中
HOYAコンタクトのアイシティ継続中
味の素クノール カップスープ継続中
P&Gファブリーズ継続中
コーセー雪肌精継続中
湖池屋ポテトチップス継続中

不祥事×CM降板の過去事例(発生年順)

芸能人スキャンダル内容発生年契約企業・対応違約金報道出典現在の状況
ベッキー不倫・LINE流出2016年複数社契約解除・CM削除約5億円週刊新潮広告激減/テレビ復帰済み
小出恵介未成年との飲酒・淫行2017年契約解除(アサヒ飲料など)数千万円サイゾー海外活動を経て復帰
ピエール瀧コカイン使用2019年NHK・CM全削除約5億円FRIDAY他Netflix『地面師』で復帰(2024)
沢尻エリカ麻薬所持で逮捕2019年契約解除(クラシエ等)約3億円日刊ゲンダイ活動停止中
東出昌大不倫発覚→離婚→山奥移住2020年契約解除(ホンダ等)約1億円スポニチ等狩猟生活で話題もCM復帰なし
唐田えりか不倫で活動停止2020年契約ゼロ数千万円規模ORICON等2024年Netflix『極悪女王』出演で復帰
渡部建多目的トイレ不倫2020年契約解除/テレビ復帰失敗約1億円女性自身妻・佐々木希氏と離婚せず支え合い中
広末涼子不倫→交通事故→傷害容疑で逮捕2023〜25年CM全面終了約1億円スポーツ紙芸能活動再開は困難
吉沢亮飲酒マナー違反2025年アサヒビールCM非公開化不明モデルプレス対応注視中

今後の注目ポイント

  • ゴールデンウィーク明けの企業判断
  • 永野氏・田中氏のさらなる対応(釈明会見の有無)
  • SNSやニュースメディアによる継続報道の行方
  • “被害を受けた企業”の判断次第で、後続事例の基準が変わる可能性

「CMに“人間”は必要か?」――AIタレントの可能性

2023年、伊藤園は「お〜いお茶 カテキン緑茶」CMに、実在しないAI女性タレントを起用。
不祥事リスクがゼロに近い“AIモデル”を使うことで、企業は安心して長期的なブランド運用ができる可能性がある。

▶️ 伊藤園「お〜いお茶 カテキン緑茶」CM(YouTube)

広告の世界において、“信頼の見える化”がますます求められる中、AIタレントの起用拡大は現実的な流れとなるかもしれない。

最後に:ジジのひとこと

ジェイジェイ
ジェイジェイ

CM契約って、そんなに簡単に切るものなのかな?

ジジ
ジジ

簡単には切らん。ただ“イメージ”が大事な商売では、世間の空気に応じた判断が求められる。その対応が遅ければ企業も批判される、だからみんな空気を読んで動くのだ。

ジェイジェイ
ジェイジェイ

空気で契約が変わるなんて…むずかしいねぇ。

ジジ
ジジ

今回の永野&田中に対する企業の対応が、今後は“前例”として、そのタレントを起用するかどうかの判断基準になるかもしれんな。

コメント

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